エブリーネット

文章がかなり拙い中学生の頃の記事もありますが、これは戒めです。

10代最終日の日記

2022年9月22日(木曜日)

10時頃に布団と畳の境目みたいなところで目が覚めた。電気もテレビも点けっぱなし…気づいたら眠っていたようだ。昨日買っておいたフジパンのピザパンをレンジにかけて食べる。その後はコーヒーを飲みながらAbemaTVで永遠に再放送されている「あたしンち」や録画してあった「水曜日のダウンタウン」を見ながらウダウダした。昼には冷凍ピラフを温めて食べ、その後もダラダラが続く…かと思ったが、本当に何もせずに一日が終わりそうな気がして散髪に行くことにした。

担当は中国出身の理容師さんで、切る長さなどの最低限のことしか話しかけて来なくてつまらないな…と思っていたが、何故かシャンプーの時にだけ話しかけてくる。「どちらのご出身で?」「大分です」「温泉が有名ですね」「そうですね、滋賀に来てから全然近くに温泉ないんですよね、雄琴ぐらいかな?」「風俗街ですねえ」「本来の雄琴とは違う場所らしいと聞きましたが…」内容は別になんでもいいが、今話す??? 何度も口に水が入りそうになった。

その後は近くのコメダ珈琲店へ。そういえばコメダに来るの初めてだなあ。ミニシロノワールを食べ、アイスコーヒーを飲みながら市民ライターとしての記事を書いた。店内には一応Wi-Fiの電波が飛んでいたが、30分限定の接続サービスだったので結構な頻度で切れていた。まあ無いよりはマシかな…

2時間ぐらいでコメダを退店し、通りにある平和堂へ向かった。ゴミ袋や煎餅を買うために立ち寄ったつもりだったが、後でまた夕食を食べに出るのも億劫に感じて、割引になっている寿司や刺し身を購入。きょうは別に誕生日でもないし、そんなに上等なものを食べなくても良いのだ。

家に戻ってからは本当にいつも通り過ごしたが、日付が変わる時間だけは多少緊張した…10年前、小学4年生だった自分は何を考えていただろうか。思春期の入り口、少しだけ荒れていたクラス―あまり慣れない感情に戸惑うときもあったが、いま思えば大したことでも無かったのではないか、と懐かしむばかりだ。そしてこれから10年後、どこで何をしているか分からない2032年の自分もまた、今日のことを懐かしく思うのだろう。